桃栗三年柿八年…

冬至/ゆず湯の日ですね。

 

タイトルの桃栗三年柿八年という言葉、本来は「尾張(大阪)いろはかるた」に出てくることわざですが

この言葉に続きがあるのをご存知でしょうか?

様々な言葉がありますが、一番ポピュラーなのが「柚子の大馬鹿18年」

一見聞いてみると、柚子は植えてから実が付くまで18年かかると思ってしまいそうな言い回しですが

実はそうではないんです。

 

柚子が実るまで18年もかからない!

桃栗三年柿八年ここまでは決して適当ではなく実際の収穫時期の目安として用いられています。

柚子が実るまでに確かに時間はかかりますが18年というそこまでの歳月はかからないと教わりました。

技術の進歩もあり、カラタチの木に接ぎ木することで4、5年まで短縮できるくらいにまでなってます。

 

では何に向けた言葉なのか?

庭正の先代であり、私の師でもある祖父から庭師になりたての頃「商売に対することわざだ。」

と教えられました。

 

”本気で一人前になろうと毎日努力すれば3年でなれるし

そこそこ努力したやつは8年で一人前になれる。

でも全く努力してこなかったやつは18年経っても半人前のままだ。”

 

この言葉に日々努力することの大切さと50年庭師をやってきた重みを感じたことを覚えてます。

「俺の師匠が言ってたことなんだけどな」と後から笑いながら話してくれました。

どうやら代々受け継がれてきた言葉と解釈らしいです。

 

私自身もスッとくる解釈です。また、商売だけではなく

どんなことでも言えることだと感じます。

もちろん自分自身も皆様にお庭を通じて笑顔になってもらえるよう努力を続けていきたいです!

 

普段、柚子の剪定では凶器でしかない柚子の棘と格闘してますがゆずに因んだ日でもあったので

ちょっとした昔話を書いてみました。